私の従弟は長い間イギリスで暮らしていたのですが、高校1年生の時に、お父さんのお仕事の都合で日本の私が通う学校に編入してきました。私は高校2年生でしたが、従弟に分からないことがあれば何でも相談するように声をかけておきました。従弟は帰国子女枠で編入してきました。イギリスでも日本人学校で勉強をしていましたので、日本語には問題がありませんでしたが、やはり日本の習慣にはまだ不慣れでしたので、いろいろと相談に乗りました。
従弟はすっかり日本の生活にも慣れて、お友達も作れたようなので私はとても安心しました。私はある日従弟に、日本の高校に編入するのが嫌だったかどうか質問してみたところ、答えは嫌だったと言われました。どうしてか聞いてみると、従弟はそのままイギリスの大学へ進学したかったのだそうです。日本からイギリスの大学へ進学するには、かなりハードルが高くなってしまうので、出来ればイギリスにそのままとどまっていたかったそうでした。
私達の高校はカトリック系の私立高校なので、帰国子女枠というのが常にありました。私のクラスにも帰国子女枠で編入してきたお友達がいましたので、彼女に日本の高校には編入したくなかったかを聞いてみたところ、彼女は日本の高校に編入出来てとても良かったと言っていました。彼女にとっては日本での生活が一番落ち着くように感じ、日本の大学でまず日本の文化を丁寧に学んでみたいという希望があるのだそうです。
私の友人の息子が、突然高校をやめてしまいました。友人は二十歳で結婚をしたので、若いお母さんなのですが、友人の息子はがんばって入った高校を突然やめたいといったそうです。友人はとてもショックでしたが、気持ちを切り替えて今後どうしたいのか、ということになり、高校編入を考えることになったそうです。高校編入といっても全日制の高校への編入は極めて少なく定時制か通信制の高校への編入がほとんどだということです。
私は中学卒業後、私立の女子高に進学しました。私は人見知りする性格で、積極的に周囲の人と打ち解けるタイプではありません。なので、友達もあまりいませんでしたが、それでも特に不自由せず通学していました。しかし学校の雰囲気が自分の抱いていたものと違い、またクラスにもあまり馴染めませんでした。それでも一生懸命頑張って通っていたのですが、どうしても気持ちがついていかず、一年生の終わりに退学してしまいました。
高校を辞めてしまった私ですが、将来を考えると高校卒業はしておいたほうが良いと考え直し、編入先の学校を探しています。辞める時は悩み続けて、先生や親ともたくさん話し合いやっとの思いで決断しましたが手続は簡単でしたのに、編入は一定条件があったり、編入時期が決まっていたりと全日制か定時制か高校を決めるのに苦労しました。私の通える範囲では、全日制で編入制度を扱っている学校や、人数枠などが少なかったので、定時制の編入を希望することにしました。必ず入学し、もう、これ以上時間を無駄にはしたくなかったのです。
私は中学3年生の時に高校受験をしました。特に絶対にこの高校に行きたいという学校はありませんでした。受験と言ってもあまり実感がないまま時間だけが過ぎて行きました。勉強も塾に通っているくらいで特別な勉強はしていませんでした。そんな中、先生から指導を受けた友人が受験する高校を決めました。友人が受けるならと思い、あまりその学校のことも調べず私もそこを受験しました。結果、私だけが受かり友人は落ちてしまいました。中学を卒業し高校に入学しました。入ってみると中学よりも校則が厳しく、学校へも馴染めませんでした。
主人の友人から息子さんが高校の編入をしたと聞きました。友人の息子さんとは何度も会ったことがありますが、今時の若者にしては礼儀正しいという印象がありました。主人は友人に「父親のおまえよりも息子の方がしっかりしているな」と、良くからかっていた程でした。その息子さんが中学生の途中から登校拒否になりはじめたのです。ご夫婦は「息子の人生だから」と、悲観的に悩まれた感じではありませんでした。
小学生の頃からボーイスカウトの活動も積極的に行い、成績も優秀な子で有名でした。